
マテリアルデータ科学
Materials Data Science

長田グループ
長田グループ
マテリアルデータベース構築
マテリアル探索空間のハイスループット拡張を実証
マテリアル探索をよりハイスループット化するには、実験だけでなく計算科学を用いたサイバー空間での探索も有効です。実験データと計算データを統合する、すなわち「ためる」技術で、データベースを構築します。
MEEPプロジェクトでは、オートノマスプロトタイピングGで試作され、マテリアルドックGで計測された実験結果は、いかに早い実験データでも個数に限りがあります。その有限の実験データを補間する形で、NIMSで培っている計算データを用いて、マテリアル探索空間を拡張します。データはとにかくためれば良いというわけではなく、様々な材料、合成プロセスといった情報を階層にわけて知識データベースにする必要があります。あらゆる材料プロセス研究者が有効活用できる共通データプラットフォームも目指します。



マテリアルデータ科学
Chikyow Group Members
① 身分 ② MEEPの役割 ③ 座右の銘


吉武 道子
よしたけ みちこ
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① 国立研究開発法人 物質・材料研究機構
特別研究員 / OSX 嘱託職員 / MatQ-lab 代表 - ② 物性間関係性データベース
- ③ なし
Chikyow Group Album






MEEP マテリアルデータ科学グループリーダー
長田 貴弘(ながた たかひろ)
独立行政法人 物質・材料研究機構 (NIMS)
電子・光機能材料研究センター 機能材料分野 ナノ電子デバイス材料グループ
グループリーダー
電子・光機能材料研究センター 機能材料分野 ナノ電子デバイス材料グループ
グループリーダー
2003年3月、大阪府立大学院工学研究科博士後期課程修了。物質・材料研究機構(2003年JST-CREST研究員、2004年ポスドク研究員)で窒化物半導体の選択成長と金属界面制御に関する研究に従事。2006年4月、物質・材料研究機構に研究員として入所し、コンビナトリアル手法と放射光硬X線光電子分光法を用いた誘電体薄膜材料と酸化物半導体材料の開発・界面制御に関する研究に従事。その間に2008年~2009年にカリフォルニア大学サンタバーバラ校において客員研究員、2014~2018年 JSTさきがけ研究員(兼任)。主任研究員、MANA研究者を経て、2018年より、ナノ電子デバイス材料グループ長となり、コンビナトリアル手法を基盤として材料データグループとの連携した材料開発を進めている。
研究キーワード:コンビナトリアル、酸化物半導体、電子デバイス
MEEP (前)マテリアルデータ科学グループリーダー
知京 豊裕(ちきょう とよひろ)
独立行政法人 物質・材料研究機構 (NIMS) 特命研究員
1959年福岡県生まれ。1979年早稲田大学理工学部電子通信学科入学、その後、同大学大学院をへて1989年工学博士。1989年4月、旧科学技術庁金属材料技術研究所に入所、以後、GaAs量子ドットをつかった発光素子の開発に携わる。1999年、先導研究「コンビナトリアル材料科学の創成と先端産業への展開」に参加し、三元コンビナトリアル合成法を開発し、その手法を集積回路のHigh-k材料やメタルゲートなどのゲートスタック材料開発に応用した。この技術を使ってFin型フラッシュメモリ用の材料開発やSi基板上の無極性GaN-LEDの開発をすすめた。2017年よりデータ駆動型材料開発を進め、2018年、統合型材料開発・情報基盤部門(MaDIS)材料データ科学グループ長となり現在に至る。
研究キーワード:コンビナトリアル、半導体、酸化物、金属、集積回路