Our Purpose

社会課題背景

人々の生活を支える様々な製品の基盤になるのが材料(マテリアル)です。手に触れる金属、ガラス、セラミクス、プラスチックなどといった構造材料、ICT製品を支える半導体材料、モバイル製品や自動車を高効率化する畜電池用イオン伝導材料、エネルギーをつくる/ためるための燃料電池や水素発生器の心臓部である触媒材料、電力網を支える電気伝導材料と、様々です。近年、カーボンニュートラル、SDGsといった世界的な社会課題を解決するため、新しい材料の研究開発はより重要となっています。
社会課題背景

マテリアル探索における背景

2011年、MGI(Materials Genome Initiative)の発信により、マテリアルズインフォマティクス(MI)が稼働、2012年、第3次AIブームにより機械学習技術開発の加速が後押しし、計算科学を基盤としたマテリアル探索がなされてきました。一方で、実験を基軸としたマテリアル探索は、ロボットによる自律的な(ヒトを介さない)実験、および計算科学の手法との融合が必須です。

マテリアル探索における背景

電池材料の発見の意義

リチウムイオン電池は、スマートフォンをはじめとするモバイル電化製品を充実化し、現在のICTを基軸とした社会が実現しました。その実用化を後押しした一つが、イオン伝導体です。近年、カーボンニュートラル、SDGs、Society5.0の世界的な社会課題を解決するため、その電動化は自動車をはじめとするモビリティに及んでおり、リチウムイオン電池に変わる次の電池のためのマテリアルの発見が急務です。
電池材料の発見の意義